インストール方法

リモートアクセスサービスを有効するには、以下の手順を行ってください。

  1. セットアップファイルのダウンロード

  2. 情報の設定とアクティブ化

  3. コンピュータの再起動

  4. エージェントの起動とサーバへの登録

ご利用の前に:
  • DoMobileの自席プログラムはPHPを使用します。自席PCでPHPを使う他のプログラムがインストールされている場合、ご利用いただけない場合がございます。

  • DoMobileの自席プログラムをインストールするには「コンピュータの管理者」権限が必要です。

  • 上書きインストールは行わないでください。インストールが完了しても正しくログインできなくなります。

1. セットアップファイルのダウンロード
  1. 管理サーバ上でアカウントの作成が完了すると、登録されているメールアドレス宛に「アクティブ化の通知」メールが送信されてきますので、メール中のリンクをクリックしてセットアップを開始してください。

  2. 前がcsesetup.exeである事を確認し、[保存]を選択して一旦ダウンロードしてからプログラムを実行してください。
    (SmartScreenフィルターやユーザーアカウント制御(UAC)の警告が表示される場合は、「はい」または「許可」でプログラムを実行してください)

  3. ットアップ用プログラムのダウンロードが開始されます。

  4. セットアップ用プログラムのダウンロードが完了すると、自動的にセットアップウィザードが起動します

2. 情報の設定とアクティブ化
  1. 「アクティブ化の通知」 メールに記載されていた8桁のアクティブ化コードを入力して、[次へ >] ボタンをクリックしてください。
    (アクティブ化コードは半角文字で入力してください)

 

  1. あなたの姓、名、Email アドレスを半角英数字で入力し、[次へ >]ボタンをクリックしてください。



    Email アドレスは、このバージョンでは使用しませんが入力は必須です。

  • 姓は最大232文字の半角英数字で入力してください。

  • 名は最大20文字の半角英数字で入力してください。

  • Email アドレスは最大60文字の半角英数字で入力してください。

  1. プロキシサーバをご利用の場合は、必要な情報を入力してネットワークの設定を行ってください。入力が完了または設定が不要な場合は[次へ >] ボタンをクリックしてください。

  • アドレス、アカウント名、パスワード、ドメインは半角英数字で入力してください。

  • ポートは半角数字で入力してください。

  1. 外部からこのPCへアクセスする際に使用するログイン情報を入力し、[次へ >] ボタンをクリックしてください。LDAP認証を使用する場合は項6から参照してください。

  • コンピュータ名は外部からアクセスする際に自席PC を見つけるために使います。
    システムのプロパティのコンピュータ名に合わせる必要はありません。
    覚えやすい名前を半角英数字で入力してください。

  • ログイン名と第1パスワードはあなたのPC にログインする際に使います。

  • コンピュータ名は最大60文字、ログイン名は最大64文字、パスワードは6文字〜12文字の半角英数字で入力してください。

  • コンピュータ名は記号(例えば $ ? / @ # % ^ ~)やスペースが使用できません。

  • コンピュータ名で'-' (ハイフン)は文字の間に使用できますが、先頭または末尾には使用できません。

  • コンピュータ名とログイン名に大文字小文字の識別はありません。

  1. リモートコントロールの認証に必要な第2パスワードを入力し、[次へ >] ボタンをクリックしてください。ファイルのコピーが開始されます。



    「第1パスワードと同じ」をチェックすると、第2パスワードの入力はできなくなり、第2パスワードは第1パスワードと同じ値になります。
    チェックせず、第2パスワードを指定すると、第1パスワードと第2パスワードを異なる値にすることができます。

  • 第2パスワードは、6文字〜12文字の半角英数字で入力してください。

  • パスワードは、大文字小文字を識別します。

  1. 「LDAP認証選択時のみ」必要な情報を入力し、[次へ >] ボタンをクリックしてください。


  • コンピュータ名は外部からアクセスする際に自席PC を見つけるために使います。
    システムのプロパティのコンピュータ名に合わせる必要はありません。
    覚えやすい名前を半角英数字で入力してください。

  • LDAPドメインはLDAP認証を行う認証サーバのFQDN(ホスト名+ドメイン名)を入力します。

  • LDAPユーザ名はあなたのPC にログインする際に使います。

  • コンピュータ名は最大60文字、ログイン名LDAPサーバの仕様に準拠します。

  • コンピュータ名は記号(例えば $ ? / @ # % ^ ~)やスペースが使用できません。

  • コンピュータ名で'-' (ハイフン)は文字の間に使用できますが、先頭または末尾には使用できません。

  • コンピュータ名とログイン名に大文字小文字の識別はありません。

  1. 「 LDAP認証選択時のみ」必要なパスワードを指定し、[次へ >] ボタンをクリックしてください。ファイルのコピーが開始されます。



    実際にLDAPサーバに通信を行い、入力内容が正しいがチェックされます。認証に問題が無ければファイルのコピーが開始されます。認証に問題がある場合はエラーが表示されますので、内容をに従って修正を行ってください。

  • LDAPドメインは前のシートで入力した内容が自動的に入力されます。

  • LDAPユーザ名は前のシートで入力した内容が自動的に入力されます。

  • パスワードはLDAPサーバの仕様に準拠します。

  • Microsoft Active Directoryは、LDAPサーバがActive Directoryの場合にチェックオンしてください。チェックがオフの場合はOpenLDAPに準拠した方式で認証サーバに接続します。

  • LDAPサーバとの通信でTLSを使用する必要がある場合は「TLS」をチェックオンしてください。その際、ポート番号が自動的にTLS通信(STARTTLS)の標準ポートに変更されます。

  • LDAPサーバとの通信でSSLを使用する必要がある場合は「SSL」をチェックオンしてください。その際、ポート番号が自動的にSSL通信(LDAP)の標準ポートに変更されます。但し、SSL通信を開始するためにLDAPサーバが通常ポートも開放している必要があります。

3. コンピュータの再起動

インストールの完了後、「Windowsの再起動」ダイアログが表示される場合があります。

このメッセージが表示された場合は、[はい] ボタンをクリックして、コンピュータを再起動してください。

4. エージェントの起動とサーバへの登録
  1. インストールの完了後、またはコンピュータの再起動後に、DoMobile CSE エージェントプログラムが起動しDoMobile サーバに登録を行います。

  2. DoMobile CSE エージェントプログラムが起動すると、サーバへ登録を行います。

  • アンテナ回転中(白) = 登録中
    実行中です。登録が完了するまでお待ちください。

  • 赤色のアンテナ = 登録失敗
    登録に失敗しました。表示されるメッセージの内容を確認してください。

  • 緑色のアンテナ = 登録済み
    登録が完了しています。アンテナの色が緑になれば、自席PCのインストールは完了です。

ご注意:

  • DoMobile CSE エージェントが起動される際に、ユーザー アカウント制御のウィンドウが表示されます。
    ユーザー アカウント制御のウィンドウを表示したくない場合は、[Windows起動時にこのプログラムを起動する]のチェックボックスをOFFにしてください。
    但し、設定変更を行う場合には改めてプログラムの起動が必要です。

 

  1. ユーザー アカウント制御の表示に応答せずそのまましばらく放置すると以下のようなウィンドウが表示されます。



    [OK] ボタンをクリックすると DoMobile サーバへの登録は完了しますが、下図のようにアイコンの右クリックメニューの大部分が使用できず、各種設定が変更できない状態になります。



    このような場合には、一度 DoMobile を終了して、スタートメニューより再起動してください。

  二段階認証を使用する場合

「二段階認証」を有効にされているお客様はGoogle認証システムを使用して、
リモート端末からのアクセス時、ワンタイムパスワードによる認証が可能となります。

本機能を使用する際は、モバイルデバイスにGoogle認証アプリ(Google AuthenticatorGoogle認証システム)(以下、Google認証アプリ)をインストールの上、以下の手順を実施してください。

  1. 自席PCにDoMobileをインストール完了後、Google認証システム用のQRコードが自席PCの画面に表示されます。

         設定が完了するとこの画面は表示されなくなります。
    モバイルデバイスの再設定などに備えてこの画面イメージを保管してください。
    モバイルデバイスの再設定時に保存したQRコードを読み込んで頂くことで、Google認証アプリへ再設定を行うことが可能です。(QRコードを紛失した場合は管理者へ設定の初期化を依頼してください)



  2. モバイルデバイスでGoogle認証アプリを開き、QRコードを読み込みます。

  3. Google認証アプリにGoogle認証システムで使用するアカウント名(DoMobile上で設定したユーザ名、コンピュータ名)と数字6桁が表示されます。



    この数字6桁は30秒経つと別の数字6桁に変わります。

  4. 自席PCのQRコードの画面に、Google認証アプリで表示されている数字6桁を入力し「完了」ボタンをクリックします。



  5. 認証が完了するとQRコードの画面が消えます。これでリモートからのアクセス時にGoogle認証システムを使用しての二段階認証が可能になります。



Ø  DoMobileプログラムの再インストール時について

 

自席PCDoMobileプログラムの再インストールを行った場合は、管理者へ連絡し二段階認証の設定の初期化を依頼してください。

設定の初期化を行った場合、以前に設定した認証設定は使用できなくなりますので、再度自席PC上で認証の設定を行う必要があります。

  • 設定の初期化は管理者のみが管理ツールを使用し初期化を行えます。
  • 管理者の方は「ユーザーズガイド」をご確認の上、設定の初期化を行ってください。
  • 管理者が設定の初期化を実施後、自席PCのDoMobileプログラムがサーバに接続したタイミングで新しいGoogle認証システム用のQRコードが自席PCの画面に表示されますので再度、本手順書に従い設定を行ってください。
  • モバイルデバイスを紛失した場合についても、管理者へ二段階認証の設定の初期化を依頼後、再度自席PCで認証の設定を行ってください。

  「リモートコントロール時、このPC のモニタを隠す」について

リモートコントロール時の自席PCの画面を隠す機能となりますが、DoMobileでは
デフォルト無効になっております。
本機能を使用される場合は、@〜Dの手順を実施いただくようお願い致します。

@    ステータスウインドウのカテゴリから「リモートコントロール」を選び「リモートコントロール時、このPC のモニタを隠す」をチェックオンして「適用」ボタンをクリックします。

 

A    「モニタ機能のテスト」ボタンをクリックします。         

B    「次へ」ボタンをクリックします。

C    自席PCの環境に適した「モニタを隠す」方法を自動でテストされます。

  • モニタを隠す方法は#1〜#3まであり、最初に#1〜#2でテストが実行されます。
  • 中止する場合は「閉じる」ボタンをクリックしてください。


 

D    1〜#2でモニタが隠れた場合は、「はい」を選んでください。隠れなかった場合は、「いいえ」を選びます。「いいえ」を選んだ場合は、#3で設定されます。

  


【制限事項】
使用に際しての制限事項

Ø  自席PCがマルチモニタ構成の場合

サポートするモニタは2台までとなります。

モニタの構成により設定の調整が必要な場合があります。


Ø  自席PCのマウスカーソル

自席PCで他のアプリケーションなどにより標準カーソルが変更される場合、一時的にカーソルの軌跡が表示される状態になります。


Ø  自席PCのデスクトップのアイコンの配置

環境によっては、自席PCのデスクトップのアイコンの配置がリモートコントロル時と、
リモートコントロルを行っていない時で異なります。


Ø  Windowsサインイン前の画面

リモートパワーオンや電源ON直後のWindowsサインイン前の画面にリモートコントロールした場合、PCの環境によりモニタは隠れずに表示される場合があります。この場合はWindowsにサインイン後、モニタを隠す機能が有効になります。